tag:blogger.com,1999:blog-30574385249492565212024-03-14T07:25:01.921+09:00御茶ノ水便りブログ「御茶ノ水便り」を、自分のホームページから引っ越しました。カナダからの帰国後の仕事のことを、本当に時々ですが書いています。「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.comBlogger322125tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-52545944940230889162016-04-11T19:26:00.001+09:002016-04-11T19:26:14.945+09:00新しいブログ --- 公開しました異動先でのことを書くブログ 「<a href="http://anesthesia-memorandum-thoracic-j.blogspot.jp/" target="_blank">麻酔科医の備忘録(J 大学編)</a>」 を公開しました。<br />
<br />
今までの経験から、毎日書いているとすぐネタが尽きるので、1週間に1回書くことを目標にします。<br />
<br />
これを読んだ人が J 大学麻酔科に興味を持ち、働きたいと思ってくれますように・・・。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-7644193778161733752016-03-30T17:30:00.000+09:002016-03-30T17:30:06.007+09:00お世話になりました<a href="https://4.bp.blogspot.com/-K10f1bgXX20/VvuLHpzMTXI/AAAAAAAADdc/KQG9BPB2iiQ-mFKyILOzTFRQ_GMiOsB3A/s1600/IMG_0670.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://4.bp.blogspot.com/-K10f1bgXX20/VvuLHpzMTXI/AAAAAAAADdc/KQG9BPB2iiQ-mFKyILOzTFRQ_GMiOsB3A/s320/IMG_0670.JPG" width="320" /></a>異動の準備のためにお休みを2日間いただき、研究室の荷物の片づけとそうじを行なった。<br />
<br />
どう考えてもいらないものがあまりにも多く、ふだんからきちんとそうじをしておかないと、実質的にゴミのなかで過ごしているのと変わらないということを、今さらながら学んだ。<br />
<br />
写真は研究室から見た御茶ノ水駅。<br />
<br />
異動先はより西にあるので、たぶんそこからは駅がより縦長に見えるはず・・・と想像しているところ。<br />
<br />
-------------------------------------<br />
<br />
このブログは今日で終了です。<br />
<br />
異動先のブログは今日の段階では未公開ですが、着々と書き始めています。<br />
<br />
「麻酔科医としてこの病院で働いてみたい」と思えるような、人の心をひきつけるブログを目指したいと思っています。<br />
<br />
しょっちゅう異動があれば書くネタにも困らないのですが、ひとつの施設にずっといると、どうしてもネタ切れになってしまうので、そこが難しいところです(笑)。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-63258824209538521392016-03-19T23:30:00.000+09:002016-03-20T20:35:32.814+09:00送別会してもらいました<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://2.bp.blogspot.com/-EeFg-FhLdC0/Vu6KQ4V3HsI/AAAAAAAADbQ/DQEWqmOoXaIjlG9_EgTydHBUnbMumNqcA/s1600/IMG_0665.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://2.bp.blogspot.com/-EeFg-FhLdC0/Vu6KQ4V3HsI/AAAAAAAADbQ/DQEWqmOoXaIjlG9_EgTydHBUnbMumNqcA/s200/IMG_0665.JPG" width="150" /></a></div>
<a href="https://3.bp.blogspot.com/-b6LL5966iqc/Vu6KQ5Z8IMI/AAAAAAAADbU/r_mZSfr73TI3zBwMbS9oLyoELnq8XbIxA/s1600/IMG_0663.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://3.bp.blogspot.com/-b6LL5966iqc/Vu6KQ5Z8IMI/AAAAAAAADbU/r_mZSfr73TI3zBwMbS9oLyoELnq8XbIxA/s200/IMG_0663.JPG" width="150" /></a>3月いっぱいで大学を退職することになり、手作り感いっぱいの送別会をしていただきました。<br />
<br />
ザ・ペニンシュラ東京 24階 ザ・スカイルームにて。<br />
<br />
思い出に残る送別会になりました。<br />
<br />
雨の中にもかかわらず、おいで下さったみなさま、本当にありがとうございました。<br />
<br />
月並みではありますが、異動先では「採用して良かった」と思ってもらえるように努めます。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-36191828902455532252016-03-18T23:47:00.001+09:002016-03-18T23:47:13.835+09:00初めての MRIK 先生のグループの研究に協力する形で、脳の MRI の撮像を受けた。<br />
<br />
動物実験用の MRI を使って実験を行なったことはあるが、自分が被験者となるのは初めてで、いくぶん緊張してしまったが、音とか雰囲気には多少は慣れていたので全てのセッションをコンプリートすることができた。<br />
<br />
撮像の後で画像を見せてもらったが、明らかにわかる病気はなさそうで、妙にほっとしてしまった。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-28154299651816965732016-03-01T23:30:00.000+09:002016-03-08T00:13:29.382+09:00ハンズオン勉強会<a href="https://2.bp.blogspot.com/-oJAEqMEJCaU/Vt2ahNr6n7I/AAAAAAAADZ8/EyrHFCHNU74/s1600/IMG_0651.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="150" src="https://2.bp.blogspot.com/-oJAEqMEJCaU/Vt2ahNr6n7I/AAAAAAAADZ8/EyrHFCHNU74/s200/IMG_0651.JPG" width="200" /></a>ブルーライン気管支内チューブの挿管をテーマとして、ストルツの気管支鏡とビデオ喉頭鏡 (C-MAC) のハンズオン勉強会がありました。<br />
<br />
コンセプトは、C-MAC と気管支鏡を組み合わせることによって、気管挿管とダブルルーメンチューブの位置決めを同一のディスプレーを用いて行い、なおかつその一連のビデオを保存し、教育や研究に役立てようというものでした。<br />
<br />
現状では挿管やダブルルーメンチューブの位置決めの動画の保存が困難なので、ぜひこれらのシステムを購入したいところです。<br />
<br />
特に大学病院では役に立つことは間違いないので、購入は価格との相談になるものと思われます。「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-42554446577753151242016-02-15T19:59:00.002+09:002016-02-15T19:59:27.285+09:00PCC 終了今年も長く苦しい PCC が、ようやく今日、終わった。<br />
<br />
学生にとってもつらいものなかもしれないが、自分にとってもいろんな意味で本当にキツかった。<br />
<br />
終わった今となっては、自分が教えたことが OSCE で役に立ってくれることを願うばかり。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-37221072193648041932016-02-13T16:40:00.003+09:002016-02-13T16:40:45.673+09:00中学生対象の講演<a href="https://1.bp.blogspot.com/--mbB_Xmzbc0/Vr7dyZjwPSI/AAAAAAAADX4/CO3mIvttA4E/s1600/IMG_0632.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://1.bp.blogspot.com/--mbB_Xmzbc0/Vr7dyZjwPSI/AAAAAAAADX4/CO3mIvttA4E/s320/IMG_0632.JPG" width="240" /></a>娘が通っている中学校で、親が子供たちに対して職業について語る企画があり、ボランティアとして参加してきた。<br />
<br />
学校が生徒たちに将来の目標を定めるのに役立たせるのがねらいで、さまざまな職業の親が私を含めて4人いて、1人30分ずつ講演を行なった。<br />
<br />
ふだん医学生に授業をしたり麻酔科医を対象に講演することはあっても、中学生に対してというのは初めてで、多少の違和感はあったが、まあ何とかしどろもどろになることな終わらせることができた。<br />
<br />
写真は、最後に生徒さんの代表からいただいた花束。<br />
<br />
時間が予定よりもかかったので質疑応答の時間がなくなってしまったのが残念で、大人だったら決して考えつかないような意表をついた質問を受けてみたかった。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-50660167157543593502016-01-19T23:30:00.000+09:002016-01-20T14:54:31.527+09:00シャドーイング医学科1年生のシャドーイングがあり、オペ室はどこも大混雑で、いつもより室温が高くなっている気がするほどだった。<br />
<br />
手術の様子を見て気分が悪くなる学生が次から次へと出てきて、以前、手術部の師長がそういう学生たちを介抱するかたわら、「あんたたち、ちゃんと朝ゴハン食べてきた? 夜、ろくろく寝ないで来たんでしょ?!」と優しく叱っていたのが思い出された。<br />
<br />
麻酔科のシャドーイングの学生たちも同様におそらく睡眠不足だったのだろうがものすごく眠そうで、私と話していると十秒もしないうちにまぶたが下がってきて、ピスタチオみたいに白目になってきていたのが笑えた。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-23317238007099907632016-01-10T11:32:00.000+09:002016-01-10T11:32:52.521+09:00年始恒例職員研修ここのところ毎年年始に行なわれている職員研修が、昨日、やはり年始のこの時期に大学で行なわれた。<br />
臨床研修や専門医研修の一連の流れの中で、それらの前の段階としてどのように卒前教育を改善していくか、といったことがテーマだったように思う。<br />
<br />
毎年、たくさんの人が会場に集まるのだが、今年はなぜか少なく、広い会場の席がスカスカだった。<br />
麻酔科は比較的マジメというか、小心者ばかりだからなのかもしれないが、それでも5人出席していたが、麻酔科と同じブロックの2つの診療部門からの出席者が一人もいなかったため、部門間の少人数でのディスカッションが成立せず、とても困った。<br />
<br />
まあでも、三連休の初日なので、仕方がないのかもしれない。<br />
三連休は避けることをおススメしたいです。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-86258099446924589792015-12-05T22:17:00.002+09:002015-12-05T22:17:41.254+09:00プロセメの打ち上げ<a href="http://1.bp.blogspot.com/-ze0-_45uLpk/VmLjyO4U3CI/AAAAAAAADUE/3hfD6rKpw6M/s1600/IMG_0597.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="150" src="http://1.bp.blogspot.com/-ze0-_45uLpk/VmLjyO4U3CI/AAAAAAAADUE/3hfD6rKpw6M/s200/IMG_0597.JPG" width="200" /></a>本来のプロセメの期間はとっくに過ぎてしまったが、遅ればせながら打ち上げを行なった。<br />
忘年会シーズンだったのをうっかりしていたが、週末をはずしたのでその点は大丈夫だった。<br />
<br />
真ん中のからっぽになっているのは、旬野菜と豚の蒸篭蒸しだったと思う、たぶん。<br />
ものすごくボリュームがあって、これだけで腹いっぱいになった。<br />
<br />
演題を来年の日本麻酔科学会学術総会に出したので、採択されれば発表することになる。<br />
同時に論文も製作にとりかかっており、そちらの方もこれから楽しみだ。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-80336377036567594432015-11-25T21:08:00.000+09:002015-11-26T21:31:29.690+09:00AKI バイオマーカー勉強会集中治療部・足立先生のお誘いで、アボット社の AKI Biomarker Seminar 2015 に出席してきた。<br />
<br />
東京大学医学部附属病院・救命救急センター 土井先生が約1時間にわたって、ARF から AKI の歴史、AKI バイオマーカーの意義、AKI の病態などについて幅広く話され、たいへん勉強になった。<br />
<br />
正直なところ、自分としては NGAL や L-FABP、NAG などは測定はしているものの、それぞれのバイオマーカー間の性質の違いについてはデータを通して実感を得られるレベルには至っていないのだが、今回の勉強会を通してほんの少し、バイオマーカーが身近に感じられたような気がした。<br />
<br />
今回の勉強会は、AKI バイオマーカーとしての尿中 NGAL が厚労省により認可されたことを受けてのものらしいのだが、これが麻酔科臨床にどのような影響を与えるのか、今後、注目していきたい。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-36880112560030969592015-11-20T23:49:00.001+09:002015-11-20T23:49:23.303+09:00プロセメの発表<a href="http://3.bp.blogspot.com/-EpX9zgNDbWI/Vk8ydIUffjI/AAAAAAAADSk/RefZeHnum2M/s1600/IMG_2210%2B%25282%2529.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="180" src="http://3.bp.blogspot.com/-EpX9zgNDbWI/Vk8ydIUffjI/AAAAAAAADSk/RefZeHnum2M/s320/IMG_2210%2B%25282%2529.jpg" width="320" /></a>プロジェクト・セメスターの発表会があり、手術室を抜けて見に行った。<br />
<br />
発表会を見るのは初めてだったが、学生はみんな立派なポスターを仕上げていて、しっかり発表もできており、たいしたものだと感心した。<br />
<br />
医学生のうちにこういう経験を積んでおくと、研修医やその後のキャリアの中でもすんなりと研究に入って行けるわけで、きっとこれからの人生で役立つことだろう。<br />
<br />
写真は麻酔科で研究した学生で、彼のスマホを借りて自分で撮ったのだが、この写真以外はほとんど全部ピンボケで、かなり手が震えていたものと思われる。<br />
<br />
彼には来年の日本麻酔科学会学術総会でも発表してもらうつもりでおり、現在、抄録を作成しているところ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-54274621944414156142015-11-01T20:46:00.000+09:002015-11-01T20:46:02.950+09:00書評: 100 倍楽しくなる麻酔科研修 30 日ドリル(羊土社)先週、「100 倍楽しくなる麻酔科研修 30 日ドリル」(青山和義、讃岐美智義著)が羊土社から送られてきた。<br />
著者の一人である青山先生が手配して下さったようで、ありがとうございました。<br />
<br />
中をぱらぱらとめくってみて、「ドリル」という意味がすぐに呑み込めた。<br />
文章のところどころが空欄になってアンダーラインが引いてあり、そこに読者自身が書き込むような形式になっていたり、文章の先頭にカッコがあってそこにその文章の正誤を○×で記入するようになっているのだ。<br />
<br />
もう 30 年以上前になるが、共通一次直前に泥縄式に取り組んだ世界史のワークブックを思い出した。<br />
麻酔科研修にこの方式を取り込むとは、よく考えたものだ。<br />
<br />
もっとも、著者らの前書きによると、高校生の勉強よりさらに昔に戻って、「小中学校のドリル」を意識しているようだ。<br />
小学校のドリルのことはもううっすらとしか記憶に残っていないのだが、夏休みに毎日1日分ずつコツコツこなしていたようないなかったような・・・。<br />
本書もタイトル通り、全体が 30 日分に分けられており、継続するガッツさえあれば1ヶ月でコンプリートできるような構成になっている。<br />
<br />
本書のもう一つの特徴は、参照すべき参考書とそのページ数が表示されていることだ。<br />
別冊の回答を見る前に、自分で調べることもできるというわけだ。<br />
配慮が行き届いている。<br />
<br />
個人的な意見としては、初期研修医にはやってやれないことはないが、かなりなハードワークになりそうに感じる。<br />
自分が初期研修医だったら、一日の勤務が終わった後にこれに取り組む元気はないかもしれない。<br />
根性がないし・・・。<br />
<br />
本書はむしろ後期研修医やレジデント、さらには麻酔科専門医対策の総仕上げにちょうどいいくらいかと思う。<br />
来年の専門医試験まで1年弱だと思うのだが、受験生はぜひ書店で手に取ってみてほしい。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-70357709022435694022015-10-22T22:26:00.003+09:002015-10-22T22:26:33.311+09:00臨麻の教育講演昨日、臨床麻酔学会の教育講演が無事終了した。<br />
<br />
週のまんなか水曜日だし、同じ時刻に学会各賞授与式と講演があったので、誰もお客さんが来てくれないんじゃないかと思っていたのだが、最後の方は後ろの方で立ち見の人もいたみたいだった。<br />
<br />
先月の支部集会のシンポジウムがガラガラだったので、こういうことが続くことになるとトラウマ(?)になってしまいそうだ。<br />
おいで下さった皆様、ありがとうございました。<br />
<br />
それから座長の土井先生が、私の言い足りなかったところをうまく補うように質問やコメントを下さったので、たいへん助かりました。<br />
御礼申し上げます。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-82355106547083073492015-09-07T20:08:00.000+09:002015-09-07T20:08:57.789+09:00支部集会&還暦お祝いの会<a href="http://1.bp.blogspot.com/-OuzzaKcbmh8/Ve1v_mOKHbI/AAAAAAAADMk/zDjmomaYSqU/s1600/IMG_0539.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="320" src="http://1.bp.blogspot.com/-OuzzaKcbmh8/Ve1v_mOKHbI/AAAAAAAADMk/zDjmomaYSqU/s320/IMG_0539.JPG" width="320" /></a>先週末、パシフィコ横浜で日本麻酔科学会関東甲信越・東京支部第55回合同学術集会が催された。<br />
今回はポスター発表などには関わっていなかったのだが、そのかわりに「明日の麻酔のために」というタイトルのシンポジウムで発表を行ない、ちょっとだけだが討論にも加わった。<br />
<br />
会場はたぶん一番広い場所だったと思うのだが、お客さんはたぶん 20 人ぐらいで、しかも前の方には誰もいなかったので、おそろしく参加者との距離感が大きかった。<br />
<br />
以前、軽井沢で担当させていただいた支部集会の PBL を思い起こさせるものがあった。<br />
全国規模の集会だとどんな企画でもお客さんがいないということはないと思うのだが、支部集会ではある意味、リスクが高い。<br />
<br />
その後、東京に戻り、癌研有明病院麻酔科・横田先生(部長・副院長)の還暦のお祝いの会に参加させていただいた。<br />
<br />
還暦だというのに横田先生は髪が黒々としており、とても若々しい。<br />
自分が年をとっているということもあるのだろうが、自分が若かった頃とはちがって「還暦」にある意味、若さを感じるようになってきてしまった。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-40953246156306483352015-08-02T00:22:00.001+09:002015-08-02T00:22:39.697+09:00麻酔科説明会・懇親会@銀座<a href="http://2.bp.blogspot.com/-L7BJLTy7fL8/VbzkHEiAKaI/AAAAAAAADJM/H5vX8OG0sZ4/s1600/IMG_0406.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="240" src="http://2.bp.blogspot.com/-L7BJLTy7fL8/VbzkHEiAKaI/AAAAAAAADJM/H5vX8OG0sZ4/s320/IMG_0406.JPG" width="320" /></a>今年度の麻酔科説明会・懇親会が、銀兎 (GINTO) 銀座店にて行なわれた。<br />
<br />
当院の研修医のみならず、全国からウチの麻酔科を進路として考えてくれている研修医が大勢集まってくれて、大いに盛り上がった。<br />
<br />
一人でも多くの若手が実際に進路として選んでくれて、仲間として一緒に活動してくれるととてもうれしい。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-4283842655757191562015-07-23T20:45:00.003+09:002015-07-23T20:45:44.216+09:00ペーパレスな給与明細研修医のころからずっと、給与明細は紙に印刷された形で封筒に入って渡されていたように思うのだが、それがいよいよペーパーレス化に向かうことになったというメールを大学から受け取った。<br />
<br />
講義さえもペーパーレスなことを考えると、当然の流れということになるのだろう。<br />
<br />
昔のサザエさんの漫画では会社員は現金で給料を受け取っていたわけで、それを考えると今から数十年後には給与明細が紙だったことが信じられないことになっているかもしれない。<br />
<br />
今の時代の給与のあり方を将来、孫たちに伝えるために、今日の日をブログに残しておくこととする。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-20425829773219789012015-07-18T10:21:00.002+09:002015-07-18T10:21:59.706+09:00食事会@御茶ノ水ソラシティ<a href="http://1.bp.blogspot.com/-YHFls8dN-YA/VamqGn0lUQI/AAAAAAAADHw/YLgp848Sbx4/s1600/IMG_0392.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="240" src="http://1.bp.blogspot.com/-YHFls8dN-YA/VamqGn0lUQI/AAAAAAAADHw/YLgp848Sbx4/s320/IMG_0392.JPG" width="320" /></a>ウチの麻酔科の見学に来てくれた研修医の先生を歓迎し、イタリアンレストランで食事会が行われた。<br />
<br />
毎日、新御茶ノ水駅を通勤で使っているのだが、そのちょっと向こう側が「ソラシティ」になっていて、こんな風に開けたスペースになっているとは全く知らなかった。<br />
<br />
どこの大学、病院、診療科も思いは同じなのだろうが、どんどん新しい人に入ってきてもらって、組織をさらに活性化させてもらいたいと願わずにはいられない。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-31793940645314689942015-07-15T23:30:00.000+09:002015-07-18T09:21:09.760+09:00RCS 2015 終了週末に渋谷で行なわれた東京麻酔専門医会リフレッシャーコースセミナー 2015 は、今年もたくさんの参加者に来ていただくことができ、盛況のうちに終えることができました。<br />
<br />
参加者のみなさま、たいへんありがとうございました。<br />
関係者のみなさま、おつかれさまでした。<br />
<br />
今年は総会も同時に行なわれたため、一部の方、特に総会に参加された方には混乱があったかもしれません。<br />
この場をお借りしておわび申し上げます。<br />
<br />
来年のリフレッシャーコースセミナーに関しては会場を含め未確定な部分が多いのですが、これまでの経験を生かしてよりよいものにしていきたいと、学術委員一同、考えております。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-53001688310607018302015-07-10T21:02:00.001+09:002015-07-10T21:07:11.928+09:00初めてのイブ・セミ週末恒例の研修医対象のセミナー(イブニング・セミナー)を、今日、初めて担当した。<br />
<br />
例年、5月に行なっている酸素療法の講義を後ろにずらしたもので、毎年、研修医の参加は少ないのだが、今年はイブ・セミの性質上、初期研修医がいっぱい来てくれた。<br />
<br />
安全管理対策室にあらかじめプッシュしておいたので、今日の食糧の配給はマックだった。<br />
<br />
なので、今日の講義が研修医たちの役に立ったかどうかはともかくとして、食糧がおにぎりや自販機の菓子パンなどではなくマックだったのは、<br />
<br />
<span style="color: magenta; font-size: x-large;"><b>「オレの働きによるものだ」</b></span><br />
<br />
ということは、声を大にしてこの場で一応は主張しておきたい(笑)。<br />
<br />
しかしそうは言っても残念ながら飲み物はペットボトルのお茶で、研修医たちの満足度は高くはないはずなので、来年はマックシェークと、できればポテトもつけることを目標にしたい。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-65758251781026758272015-06-30T17:49:00.002+09:002015-06-30T17:49:25.820+09:00写真、載せました<a href="http://2.bp.blogspot.com/-KB7VLSqh6hs/VZJXrnuo0rI/AAAAAAAADG0/wggNb6C9_CE/s1600/P1080993.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="240" src="http://2.bp.blogspot.com/-KB7VLSqh6hs/VZJXrnuo0rI/AAAAAAAADG0/wggNb6C9_CE/s320/P1080993.JPG" width="320" /></a>先日の麻酔科学会学術集会の写真を医局長が送ってくれた。<br />
<br />
当時、麻酔科で研修していた初期研修医(女性)2人も含め、こうしてみると女性の多い職場なんだと改めて感じる。<br />
<br />
<br />「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-46889586685565652422015-05-30T20:04:00.001+09:002015-05-30T20:04:52.159+09:00日本麻酔科学会 第62回学術総会 第3日分離肺換気のポスターディスカッションの座長を務めることになっていたので、最終日の朝早くから会場に向かった。<br />
<br />
最終日でしかも同じ時間帯に、分離肺換気に興味を持つ人ならやはり興味を持つであろうシンポジウムが開催されていたにもかかわらず、多くの人たちが集まってくれたのはちょっと意外だったが、とても心強く感じた。<br />
<br />
一つの会場を二つに仕切っていたために隣の会場の声が筒抜けで、しかも長細いつくりになっていたので、端っこにいた人たちはパワーポイントの画面が見えなかったではないだろうか・・・。<br />
<br />
プレゼンテーション7分、ディスカッション5分という設定でちょうどうまくいったのは、多くの聴衆が質問やコメントなど積極的に参加してくれたためで、座長としては本当に助かった。<br />
<br />
結局、帰りは空港で神戸肉をおみやげに買ったのだが、こちらにはきちんと「神戸ビーフ」と表示がされていた。<br />
昨日の店はかえすがえすも残念だったが、「これは神戸の肉ではないが、神戸ビーフに負けないぐらいおいしい。なぜなら・・・」と売り込んでくれれば、まだモヤモヤ感がなくて良かったのに・・・と思う。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-91391128724726298252015-05-29T23:21:00.000+09:002015-05-29T23:21:00.978+09:00日本麻酔科学会 第62回学術総会 第2日午前中は敗血症性ショックに関する PBLD に出席した。<br />
以下はその時の覚え書き。<br />
<br />
・敗血症性ショックの負のサイクルに、PAMPs、DAMPs、TLR などが関与している。<br />
・PAMPs を早く減らすために、敗血症性ショック診断後、1時間以内に抗菌薬投与を開始する。<br />
・施設ごとにアンチバイオグラムを作成する必要がある。<br />
・敗血症における輸血開始基準は Hb < 7.0 g/dl。<br />
・敗血症性ショック患者では、循環作動薬に反応しない場合に限り、ステロイドの投与が推奨される。<br />
・アルギニンによって NO が過剰に産生されるので、重症患者には推奨されない。<br />
<br />
ランチョンセミナーの後は、ちょっとだけだがフロートラック/ビジレオ関係のポスター・ディスカッションを見に行った。<br />
知らないうちにバージョン4になっていたらしく、新旧バージョン間でさまざまな比較が行われていた。<br />
フェニレフリン投与など、後負荷が急激に上昇したような場合のモニタリングの追随性を良くするために、新しいバージョンではそれまでになかった新たなパラメータが追加されたようだ。<br />
<br />
夕方は、おみやげを買うために市内を散策。<br />
せっかくだから神戸牛を買いたいと思ってある店に行ったら、おみやげ用の肉がたくさん店先に並べられていた。<br />
ただしどこにも「神戸牛」とは書かれていない。<br />
<br />
それで、「これは神戸牛ですか?」と聞いたら、「これは国産牛です」と店の人が言う。<br />
「国産牛」では自分の質問に答えたことにならないのは明らかなので、再度同じことを聞いたのだが、やはり「国産牛です」とのこと。<br />
この間、店の人は一切、目を合わせてくれず、なんかとても奇妙な感じだった。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-75754250944750509422015-05-28T22:43:00.001+09:002015-05-28T22:43:07.895+09:00日本麻酔科学会 第62回学術総会 第1日初日の朝早くからにもかかわらず、たくさんの教室員が集まってくれて、T 先生の発表が無事に終了した。<br />
せっかく医局長がポスターの前で集合写真を撮ってくれたので、あとで入手したらここに載せることにしたい。<br />
<br />
現在進行中の LiSA の企画と少しかぶっているということもあり、今日のプログラムの中では「麻酔のリスクをどのようにどこまで説明するか」というシンポジウムがとてもおもしろく感じた。<br />
時間の関係でビデオを全て見ることはできなかったが、麻酔の説明でだんだん不安になっていく女性患者の様子がいかにもありそうな感じで、他人事とは思えなかった。<br />
<br />
今、テレビでドラマ 「医師たちの恋愛事情」がやっていて、その中で外科医が「絶対失敗しない」みたいなことを言っていたが、現実の世界でそんなことを言う医者はきっといないんだろうと思う。<br />
もっとも、この患者は頑固オヤジタイプだから、術後出血や縫合不全のリスクについて説明されたところで、動じることはないんだろうと思うが・・・。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3057438524949256521.post-1259948809957103132015-05-25T21:53:00.002+09:002015-05-25T21:53:57.841+09:00初めてのダビンチ先日、「とある病院」で、麻酔科医人生初めてダビンチの麻酔をかけた。<br />
手術は前立腺全摘だった。<br />
<br />
ふだんよりも入室時刻が遅かったのだが、それは準備に時間がかかるためらしく、ME さんらしき人とナースとで入念に準備をしていた。<br />
<br />
おそらく本来は広い部屋で行なうべきなのだろうが、ペイシャントカートやサージョンコンソールが部屋にあるともうそれだけで十分に狭苦しかった。<br />
硬膜外麻酔の申し込みはなかったのだが、硬膜外セットを広げるだけのスペースの余地はなかったように思う。<br />
<br />
筋弛緩薬を十分に投与するように監督にあらかじめ指示されていたのだが、確かにちょっとでもバッキングしたりすると、大変なことになりそうな気がする。<br />
患者さんの身体に傷害が加わる懸念があるのはもちろんのこと、ダビンチ(ペイシャントカート)の腕の部分がバキッと折れてしまいそうだ。<br />
<br />
麻酔器の位置はふだんよりちょっと頭側に離れていただけなので、麻酔や気道管理には大きな影響はなさそうだ。<br />
開胸手術だったりすると、さらに苦労することになるのかもしれない。<br />
「バンクーバー便り」管理人http://www.blogger.com/profile/01771509405911054678noreply@blogger.com0