2012年2月29日水曜日

もう半年・・・

駅の改札を出ようとしたら、自動改札に定期の期限が今日までだと表示されているのに気がついた。
定期を新規で購入したのが復職した昨年9月だったので、それからちょうど半年経ったということになる。

この半年でいろいろあったが、一番大きいのは M&D タワーからオペ室に行くのに迷わなくなったということだろう。
降りてから昇るパターンに慣れるのに、けっこう時間がかかった。

それから、オペ室内の物品のありかももう大丈夫。
BIS のシールも、エアウェイ・スコープの先っぽも、ブジーもどこにあるか全部覚えた。

2012年2月25日土曜日

最近の PBL 事情 (続き)

PBL の最終日の午後には学生が一か所に集められ、各班の代表が自分たちで調べたことを発表するというイベントがある。
したがって2日めの PBL が終わる時点でテーマを決めておく必要があるのだが、自分の班の学生が「どんなテーマがいいと思いますか?」と尋ねてきた。

「そりゃー、病態生理とか王道を突き進む発表がいいんじゃない?」と答えたら、王道の発表だとお互いに発表内容が重なってしまうのだと言う。
確かに 10 個以上のグループがそれぞれ発表するのだから、みんながみんな、病態生理の発表をしたら、それは退屈なことこの上ないだろう。

そうしたら誰かが、「じゃあ、『人工呼吸について』はどうですか?」と言い出した。
この PBL のシナリオでは open lung strategy を意識した、自分にとっては興味深い内容にはなっていたのだが、あまりにも王道から外れすぎている・・・。

それで、「このシナリオの中では人工呼吸は超マイナーな項目だよ」と、「だからやめとけ」という気分を込めて答えたのだが、そうしたらなんとみんなが、「よし、それで行こう!」だって・・・。
本番の発表は見ていないのだが、あのシナリオから学生たちが保護的人工換気がどうのとか、permissive hypercapnea がいいだとか、リクルートメント手技もやるべきだったんじゃないかとか言い出したら、担当教官が面食らうのではないかとひそかに恐れている。

2012年2月22日水曜日

最近の PBL 事情


今週は久しぶりに学生の PBL を担当している。
前回担当したのがいつだったのか正確には覚えていないが、まだ学内で UpToDate が使えなかった頃なので、少なくとも5年以上は前だろう。

前回は学生にどのように医学情報を得るかの技法を教えることも重要な仕事のひとつだったが、今の学生は IT 機器に精通していてその心配は全くないようだ。
自前の iPad を学内の WiFi に接続して、インターネットから情報を取り出すのも朝メシ前だ。

むしろこっちが教わることも多い。
聞くところによると、3号館や M&D タワーでは無線 LAN が使えるらしく、学生には ID とパスワードが配布されているとのこと。
ある意味、教官よりも IT 環境は恵まれているのかもしれない。

2012年2月19日日曜日

クラス会 @ M&D タワー

大学を卒業して 20 年ちょっと経つが、昨日は久しぶりに本格的なクラス会が催された。

以前にあったクラス会は場所がどこだったか覚えていないが、今回は母校の新しい建物(M&D タワー)のラウンジで行なうことができたことがとても良かったように思う。
M&D タワーの場所(正確には入り口)をわかってもらえるかどうかの心配はあったが、幹事の K 君がみんなに送った地図が良かったようで、迷った人はいなかったみたいだ。

念のためにと思って場所を書いたポスターを周囲にべたべたと貼ったのだが、昨日は寒い上に風が強くて、それだけでもけっこう苦労してしまった。
土嚢を運んで看板を押さえつけたりしたのは、あとから振り返るとたぶん滑稽な思い出になるだろう。

クラス会でありがちな、誰が誰だかよくわからない・・・ということはなかった。
20 代半ばまで一緒に過ごした仲間だからということもあるが、特に女性は変わらない人が多い。

2012年2月14日火曜日

地位向上しました

今日はバレンタインデーでオペ室で女子職員が男子職員にチョコを配っており、自分もひとついただいた。

今回は女子職員に存在を認識してもらえたわけで、復職後3ヶ月間は宴会の出欠名簿に名前を載せてもらえなかったことを考えると、麻酔科内における著しい地位向上だと考えたい。

IARS 査読終了

IARS に投稿された演題の査読が、締め切りぎりぎりになってしまったが、日曜日にようやく終わった。
さまざまな分野で 19 演題も割り当てられており、時間がけっこうかかった。

これと関連して、最近いろいろなところで話題になっているのが JA の査読だ。
ごくたまにならいいのだが、最近は査読を断る人が少なくないという話で、一人あたりの負担が増えているとのこと(あくまでも噂だが)。

全くのボランティアで長期間にわたってこういう活動を続けていくのは、正直なところ難しいように感じる。
しかもジャーナルの側が質の高い査読を望むのであればなおさらだ。

昔の記憶では、A&A の査読では CME のポイントにつながったように思う。
JA についても指導医更新のポイントなどにつながるようなシステムにしてもらえると、よりモチベーションが高まるのではないかと思う。

2012年2月11日土曜日

医局長選挙

今日は国民の休日だったが、午前中に大学の麻酔科医が集まり、1年に1度の医局長選挙が行なわれた。
自分は当直明けだったが、眠い目をこすりながら参加。

ウチでは伝統的に医局長は2期2年務める慣習があるが、現医局長が2期務め終えるところなので、次は誰になるかに注目が集まった。
1回目の投票で決まらず決選投票の結果、H 先生が当選。
おめでとうございます。

その後、T 先生、I 先生と湯島方面にダラダラと歩いて行き、イタリアン・レストランで昼食。
今は昼メシはほとんどいつも生協弁当だが、学生時代はいろいろと食べ歩いたものだ。

もう 20 年以上行っていないが、大学の裏のきじ丼屋は今もあるのだろうか?
おそらくこの辺だろうという場所は今日通ったのだが、もう正確には思い出せなかった。

2012年2月8日水曜日

もうすぐクラス会

卒後20年をちょっと過ぎ、もうすぐクラス会がある。
ちょっとした集まりは今まで何回かあったが、本格的なのは初めてだ。

今回のクラス会の幹事をしてくれる病理の K 先生とそのクラス会のことで会ったのだが、あまりにも久しぶりだったということもあり、肝心のクラス会のことはさておき、よもやま話で盛り上がった。
同じ大学に勤めていても、外科系医師でなければなかなか会う機会はないのだ。

それにしてもウチの大学、20年前とは姿かたちがすっかり変わってしまった。
旧3号館がなくなった今、当時の面影を残すのは1号館と5号館ぐらいのものだろう。

みんな、迷わずに来られるだろうか??

2012年2月6日月曜日

医賠責の写し

この3月で大学病院のポジションの任期が切れ、4月から更新されることになる。
その更新にあたってはその同意書とともに、4月以降有効な医賠責の写しを今月の中旬までには提出するようにという指示が来た。

しかし考えてみると、麻酔科関係の団体責任保険では多くの場合は3月末に保険証が届くようになっており、2月に手に入ったためしはない。
それで事務に問い合わせてみたら、医賠責の申し込み書の写しを提出するようにとのこと・・・。

ところが自分の医賠責は年度末での自動更新になっており、いちいち申し込みしなくてもいいようになっている。
なので、申し込み書自体さえも存在しないというわけだ。

いったい他の科の先生たちはどうしているのだろう?
また、他の病院ではどうしているのか、つくづく疑問に感じる。

2012年2月5日日曜日

Early bird --- 逃した

4月末にある Thoracic Anesthesia Symposium に演題がアクセプトされたので出席・発表するつもりだったのだが、本番までまだ間があるので登録せずにいた。

そうしたら最近になって、registration が売り切れ状態であり early bird の期間が終わったことを知らせるとともに、本当に発表するつもりがあるのなら発表者特権ですぐに登録するようにとの催促が学会から来た。

ホテルはとっくにおさえていたのだが、登録に関しては early bird の期間がまだまだ続くと思っていたのでうっかりしていた。
それにしても「売り切れ状態」があるなんて、まるで JB-POT 対策のセミナーのようだ。

Early bird の期間が過ぎたために、50 ドル余計に支払うことになってしまった。