麻酔科控え室に長いこと放置してあった Paratrend 7 が、ついに廃棄処分になることになった。
センサーが輸入されなくなってから久しく、ほこりをかぶっていたところだった。
Paratrend 7 は 90 年代後半に自分が thoracic anesthesia の勉強をするきっかけになったモニターで、これのおかげでいくつか論文を書くことができた。
MS-DOS で動くソフトをモニター業者からもらい、それを使って来る日も来る日も連続モニタリングしたことが懐かしく思い出される。
2011年11月28日月曜日
2011年11月26日土曜日
研修最終日の徹夜
昨日は当直だったが、オンコールということで研修医の S 先生と N 先生が最後までつきあってくれた。
特に S 先生は一睡もしていなかったので、きっと大変だったことだろうと思う。
二人とも麻酔科での研修は昨日が最終日だったのだが、比較的に QOL が良い麻酔科研修にあって最後の日がオールナイトの仕事だったということで、記憶に残る夜になったのではないかと思う。
二人の今後の研修がますます実り多いものとなるよう祈りたい。
特に S 先生は一睡もしていなかったので、きっと大変だったことだろうと思う。
二人とも麻酔科での研修は昨日が最終日だったのだが、比較的に QOL が良い麻酔科研修にあって最後の日がオールナイトの仕事だったということで、記憶に残る夜になったのではないかと思う。
二人の今後の研修がますます実り多いものとなるよう祈りたい。
2011年11月21日月曜日
学生係引き継ぎ
もうすぐ大学から異動する O 先生を引き継ぐ形で、学生係の申し送りを受けた。
十数年前は学生係は「ちょっとした雑用」でしかなかったのだが、今はある意味、ものすごい重労働であり、教官としての本来の業務であることを実感させられる。
とても片手間でできるようなことではない。
しかも臨床実習を意味する用語も時代とともに変わってきていて、現状を把握するのがたいへんだ。
自分たちが学生のころは BST、その後 BSL となり、何年か前にハーバードに行った時は CCI とか CCII とかって言っていたと思うのだが、今は CB だとか CC と言うらしい。
十数年前は学生係は「ちょっとした雑用」でしかなかったのだが、今はある意味、ものすごい重労働であり、教官としての本来の業務であることを実感させられる。
とても片手間でできるようなことではない。
しかも臨床実習を意味する用語も時代とともに変わってきていて、現状を把握するのがたいへんだ。
自分たちが学生のころは BST、その後 BSL となり、何年か前にハーバードに行った時は CCI とか CCII とかって言っていたと思うのだが、今は CB だとか CC と言うらしい。
2011年11月16日水曜日
利益相反自己申告書
復職してから早いもので、もう2か月半が経過した。
大学で新しい研究をそろそろ始めないといけないわけで、今日は事務に利益相反自己申告書という書類を提出してきた。
これは企業などからお金を受け取っていないかどうか、株を所有していないかどうかなどについて申告するもので、これを提出しておかないと倫理委員会で審議さえしてもらえない。
カナダに行く前はそういうのはなかったと思うので、この2年間に新しくできたシステムらしい。
研究を始めるにあたって必要なこういう手続きについては、浅井先生の本がとても役に立つ。
上司が持っているのでチラチラのぞいているのだが、ステップごとに丁寧に説明されているのでありがたい。
大学で新しい研究をそろそろ始めないといけないわけで、今日は事務に利益相反自己申告書という書類を提出してきた。
これは企業などからお金を受け取っていないかどうか、株を所有していないかどうかなどについて申告するもので、これを提出しておかないと倫理委員会で審議さえしてもらえない。
カナダに行く前はそういうのはなかったと思うので、この2年間に新しくできたシステムらしい。
研究を始めるにあたって必要なこういう手続きについては、浅井先生の本がとても役に立つ。
上司が持っているのでチラチラのぞいているのだが、ステップごとに丁寧に説明されているのでありがたい。
2011年11月13日日曜日
JB-POT 三たび・・・
久々に JB-POT の試験を受けるために、新宿まで出かけてきた。
以前はマークシートに鉛筆でマーキングをしていたように思うのだが、今回から CBT となり、ずいぶんと趣きが変わったように感じた。
反省を込めて、今回できなかったことで覚えていることを書き留めておくと、
1) 原理が 10 問も出たので、合格を目指すには原理を学んでおくと得かも
2) 波長を求める問題ができなかった。パルス数が x 個の時に xx MHz の波の波長はいくつ? とか
3) その際の距離分解能はどのくらいか? とか
4) 大血管転移の分類
5) PISA の実際的な利用方法
6) コントラストエコーの意義
7) 収縮性心膜炎や心タンポナーデの際の病態生理
といったところか。
初めて試験を受けた時はあまりの出来の悪さにショックを受け、帰りに暗記カードとか蛍光ペンとかを買い込んだものだが、今回の場合は予想通りの出来の悪さなので、結果を淡々と受け止めている。
JB-POT はちょっとした小手先の勉強でこなせるようなものではないので、日頃からの臨床活動にからめて地道に努力することが、あたりまえだが重要なのだと思う。
それから、昼食休憩の時には弁当とお茶が配られたことも、来年以降の受験を考慮してこの備忘録に載せておきたい。
以前はマークシートに鉛筆でマーキングをしていたように思うのだが、今回から CBT となり、ずいぶんと趣きが変わったように感じた。
反省を込めて、今回できなかったことで覚えていることを書き留めておくと、
1) 原理が 10 問も出たので、合格を目指すには原理を学んでおくと得かも
2) 波長を求める問題ができなかった。パルス数が x 個の時に xx MHz の波の波長はいくつ? とか
3) その際の距離分解能はどのくらいか? とか
4) 大血管転移の分類
5) PISA の実際的な利用方法
6) コントラストエコーの意義
7) 収縮性心膜炎や心タンポナーデの際の病態生理
といったところか。
初めて試験を受けた時はあまりの出来の悪さにショックを受け、帰りに暗記カードとか蛍光ペンとかを買い込んだものだが、今回の場合は予想通りの出来の悪さなので、結果を淡々と受け止めている。
JB-POT はちょっとした小手先の勉強でこなせるようなものではないので、日頃からの臨床活動にからめて地道に努力することが、あたりまえだが重要なのだと思う。
それから、昼食休憩の時には弁当とお茶が配られたことも、来年以降の受験を考慮してこの備忘録に載せておきたい。
2011年11月10日木曜日
初めての当直
つい先日、復職以来初めて大学で当直した。
日勤帯の延長症例や緊急症例が夜遅くまで残ったものの、幸いなことに深夜から早朝は何ごともなく平和な一夜だった。
しかし当直室の寝苦しさはあいかわらずで、いまどきエアコンの効いていない当直室は珍しいのではないだろうか。
日本の猛暑の夏に当直していた同僚たちは、本当に大変だったことだろうと思う。
日勤帯の延長症例や緊急症例が夜遅くまで残ったものの、幸いなことに深夜から早朝は何ごともなく平和な一夜だった。
しかし当直室の寝苦しさはあいかわらずで、いまどきエアコンの効いていない当直室は珍しいのではないだろうか。
日本の猛暑の夏に当直していた同僚たちは、本当に大変だったことだろうと思う。
2011年11月7日月曜日
2年ぶりの朝カン
今朝は復職以来初めて、自分としては2年ぶりに朝カンで抄読会を担当した。
2年前とはノートパソコンは同じ機種だったが、プロジェクターが新しくなっていて、操作にとまどってしまった。
もともとは術前の絶飲食に関するガイドラインについて話すつもりだったが、先週、呼吸器外科の先生から手術中の人工呼吸設定について申し入れを受けた関係で、そっちに多くの時間を費やすことになってしまった。
2年前とはノートパソコンは同じ機種だったが、プロジェクターが新しくなっていて、操作にとまどってしまった。
もともとは術前の絶飲食に関するガイドラインについて話すつもりだったが、先週、呼吸器外科の先生から手術中の人工呼吸設定について申し入れを受けた関係で、そっちに多くの時間を費やすことになってしまった。
2011年11月5日土曜日
御茶ノ水便り --- 移行完了
今まで自分のホームページからここへ御茶ノ水便りを移行する作業を続けてきたが、ようやく今日で終わらせることができた。
ホームページ・ビルダーで自分のホームページ内にブログを作るよりは、できあいの感じがあったとしてもすでにインターネット上にある Blogger のようなものを利用した方が、簡単で見た目がいいような気がする。
ホームページ・ビルダーで自分のホームページ内にブログを作るよりは、できあいの感じがあったとしてもすでにインターネット上にある Blogger のようなものを利用した方が、簡単で見た目がいいような気がする。
2011年11月4日金曜日
祝日出勤
タイから来た M 先生は、昨日、国民の祝日だということに気付かずに病院に来てしまったとのこと。
水曜日の夜の時点でちょっと嫌な予感がしたので「明日は休み」というメールを送ったのだが、それを読んでくれていなかったらしい。
それで思い出されるのは、バンクーバーに行って1年目の時に、いつが祝日なのかさっぱりわからなかったことだ。
かろうじてオペ室の週間予定表を見て、予定が入っていないところは祝日だろうとアタリをつけるのがせいぜいだった。
もっとも休日に誰もいないオフィスに来て、音楽を聴きながら仕事をするのが好きだったので、祝日に気付かずに登院したところでどうということもなかったのだけれども・・・。
水曜日の夜の時点でちょっと嫌な予感がしたので「明日は休み」というメールを送ったのだが、それを読んでくれていなかったらしい。
それで思い出されるのは、バンクーバーに行って1年目の時に、いつが祝日なのかさっぱりわからなかったことだ。
かろうじてオペ室の週間予定表を見て、予定が入っていないところは祝日だろうとアタリをつけるのがせいぜいだった。
もっとも休日に誰もいないオフィスに来て、音楽を聴きながら仕事をするのが好きだったので、祝日に気付かずに登院したところでどうということもなかったのだけれども・・・。
2011年11月1日火曜日
同門会名簿
もうすぐ・・・とは言っても12月なのだが、同門会の忘年会が企画されている。
今日はその同門会の名簿を見ながら、懐かしい先輩たちやかつての仲間たちのことを思い出していた。
懐かしいなあ・・・と思っていたら、ふと、自分が名簿に記載されている大部分の人たちの顔を思い浮かべることができ、しかも自分よりも若い人の数がけっこう多いことに気がついた。
毎日毎日同じことを繰り返して何も変わっていないようでも、確実に歳月は過ぎているようだ。
今日はその同門会の名簿を見ながら、懐かしい先輩たちやかつての仲間たちのことを思い出していた。
懐かしいなあ・・・と思っていたら、ふと、自分が名簿に記載されている大部分の人たちの顔を思い浮かべることができ、しかも自分よりも若い人の数がけっこう多いことに気がついた。
毎日毎日同じことを繰り返して何も変わっていないようでも、確実に歳月は過ぎているようだ。
登録:
投稿 (Atom)