本をあまり読まなくなったせいか、最近回復してきたように思うのだが、一時期、近くに目の焦点があわなくて本当に困ったことがあった。
留学前は決してはずすことがなかった手背の静脈に、カテが入らなくなったのだ。
なんか静脈が1本の線ではなく、青く平べったくにじんで見えるようだった。
認めたくはないのだが、老眼のせいなのだろう。
東京麻酔専門医会学術委員会の諸先輩方からは、「ねばるのは見苦しいから早くメガネを買え」とアドバイスをいただいていたのだが、くやしいような気持ちが消えなくてふんぎりがつかなかった。
ところが今日、メガネが致命的なレベルまで変形するアクシデントがあり、近所のメガネ屋に行ってみて、遠近両用メガネを体験するチャンスに恵まれた。
確かにすごくよく見える。
新聞の字はもちろんのこと、自分の手背の静脈も。
ただ思ったよりかなり高価で、勧められたのがレンズ1組で6万円だった。
とりあえずメガネの修理だけは済ませて帰ってきたのだが、たぶんきっと近いうちに買うことになると思う。
今回体験してみて良かったのは、自分の今までのイメージとは違って、遠近両用メガネがそんなにおじいさんぽくなかったことだ。
自分がほしいのは「ガリレオ」の湯川准教授(福山雅治)がかけているようなやつで、気分だけは優秀な准教授になってみたい(笑)。
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