ウチの麻酔科の同門会は発足してからまだ歴史が浅く、忘年会は今回でまだ2回めだ。
昔、お世話になった先生方や、他科に転科された先生方も多数来られ、懐かしく楽しい時間を過ごすことができた。
忘年会に先だって気道管理セミナーが催され、済生会松阪総合病院の車武丸先生が「意識下挿管のすすめ」というタイトルで講演して下さった。
ふだんからやっていても、意識下挿管というと「つらそう」とか「苦しそう」などというイメージがあるし、時には前時代的だという批判を受けがちではあるが、動画を随所にちりばめた車先生の華麗なプレゼンを目にすると、工夫次第では苦痛なくスマートに意識下挿管ができるのかもしれないと、ついついその気になってしまう。
気道確保そのものだけでなく、プレゼンの技法という点でもとても勉強になった。
上の写真は講演のあとのハンズオンセミナーの様子。
エアウェイスコープ、トラキライト、i-gel なども人形相手に試すことができ、麻酔科の現役から離れた先生方にとっても興味を持っていただけたのだろうと思う。
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