2014年9月24日水曜日

指導医更新 --- さらに一歩前へ

指導医更新に必要な内容をウェブサイト上で入力し終わり、ウェブ上の申請を済ませ、クレジットカードで2万円を支払った。

さらに入力した内容を印刷し、院長先生と教授にサインと捺印をお願いするところまで進み、あと一歩で手続き終了というところまでこぎつけたところ。

留学期間は別として自分の場合は単一機関で働いていたからいいが、いくつかの施設で働くと施設ごとにサインと捺印をいただかないといけないのでものすごく大変だ。

異動は資格の切れ目がいい・・・ということなのかもしれない。

2014年9月21日日曜日

第19回日本心臓血管麻酔学会学術大会

第19回日本心臓血管麻酔学会学術大会が、大阪・ホテル阪急エキスポパークにて行われた。

昨日のI先生によるウチの大学からの発表は、窓の大きい見晴らしのいい部屋で、太陽の塔に見守られながら行われた。
午後6時になってセッションの終了時刻が過ぎると、太陽の塔の黄金の顔の目に電気が灯り、「早く終わらせろ~」と言っているようで、ちょっと笑えた。

昨年は有料のプログラムに参加しそこねたのだが、今年は早い時期にあらかじめ申し込んでおいたので、昨日は CPB セミナー2(応用講義)に、今日は ROTEM ハンズオン1 に参加することができた。

以前、自分が留学中だと思うのだが、ウチの大学では ROTEM をお試しで使ったことがあるらしいのだが、自分では触ったことがなく、自分にとっては ROTEM は今回が初めてだった。

ROTEM は止血困難がある時にヘパリンが多すぎるのか、凝固因子が足りないのか、線溶系が亢進しているのかといった判断の拠り所になりそうだが、ROTEM を使いこなすためには相当量の基本的な知識が必要なわけで、道のりはかなり険しそうに感じた。

そうはいってもいつまでも勘に頼って FFP などを投与し続けるわけにいかないのは明らかなわけで、経食道心エコーと同様に、心外の麻酔を担当するには将来的には必須のものになるかもしれないと思った。
 

2014年9月13日土曜日

指導医更新 --- 一歩前進

今年が5年ごとの指導医の年に当たるため、先々週ぐらいからコツコツと手続きを進めている。

この5年間のうち2年間は留学していたため最初は暫定的な更新を目指していたのだが、現地で臨床研究に携わった場合は正式更新 OK との力強いお言葉を学会当局からいただいたため、方針転換して正式更新を目指すことにした。

もっとも言葉の印象とは異なり「暫定更新」は決して楽ではなく、手続き自体は正式更新の概ね 80% ぐらいの労力となるため、点数とかで無理がなければ正式更新がいいみたいだ。

それで臨床の業績として全麻(吸入)が何件だとか、胸壁・腹壁・会陰の手術の麻酔が何件だとか数え始めたのだが、大きなデータベースから数え上げるのが容易ではないことに気づくことになった。

最初は1件、2件と地道に数え始めたのだが、すぐにそれでは終わらないことに気づき、ちょっと(かなり)焦ったのが昨日のこと。

まだ数え始めた人は少ないためか、誰に訊いてもよくわからないと言う。
それで医局長が日本光電さんを呼んでくれ、結局、エクセルへのエクスポートのやり方を教えてもらうことになった。

エクセルに落としさえすれば、あとはフィルターをかけつつ必要なデータ数を数えるだけなので大丈夫。
いろんな研究でけっこう慣れてるし・・・。

これで指導医の更新が一歩前進したわけだが、きっとさらに障害が待ち受けているはずなので、根気よく粘り強く取り組たいものだと思う(正直なところ、現時点ではまだ少し余裕アリ)。