2014年2月26日水曜日

EndNote 講習会

図書館で行なわれた EndNote X7 講習会に出席した。
RefWorks は実習もあったが、これは講義のみ。

現在、EndNote の最新のバージョンは X7 なのだが、X4 以前のものだとかなり使い勝手が悪くなっているとのこと。
自分のはつい最近買ったばかりのように思うのだがバージョンが X5 で、たいして活用していないうちにいつのまにか古くなっていることに気づかさせられた。

EndNote は import, management, output ができることが特徴なのだそうだ。
今まで前2者についてはやっていたが、肝心の output はほとんどやっておらず、本当に古くなって使えなくならないうちに使っておこうという気分になった。

2014年2月24日月曜日

RefWorks 説明会

図書館で RefWorks の説明会が行われたので参加した。

医中誌や PubMed などで検索した論文を RefWorks で管理するだけでなく、論文を書く際にはさらにそのタイトルやジャーナルの巻数、ページ数などを、Vancouver Style などで引用できる形に仕上げてくれるとのこと。

しかも添付ファイルを付けたりメモ書きなどもできるので、これが使えるのならば自分自身の備忘録的なホームページはいらないんじゃないかと思うほどだった。

この説明会で印象的だったのは、自分はほとんど使っていない Google Scholar が、実はものすごくパワフルなツールだという話を聞けたことだった。

もちろん Google Scholar で検索した論文も「引用」ボタンで RefWorks に生かせるので、両方を組み合わせることでかなりなことができそうな気もする。

2014年2月23日日曜日

船橋での合宿研修再び

2年前に続いて、今年も船橋での医学科4年生対象の合宿研修に参加した。
前回よりも教員の数が少なく、全体的にコンパクトになった感じがあった。

夕食の時に隣の学生に聞いた話によると、この学年の大学入試がバンクーバー・オリンピックの真っ最中で、ウチの大学の入試前日が浅田真央選手の銀メダル獲得の日だったとのこと。
ちょうど同年代のアスリートの活躍に、自分も頑張ろうと思ったということだった。

もうまもなくソチ・オリンピックが終わるが、たぶん今年の受験生も同じようなことを感じているわけで、もしも4年後に合宿研修に自分が参加することがあれば、そういうことを訊いてみたいと思う。

2014年2月22日土曜日

アセリオ初体験

「とある病院」でアセリオが採用されたので、先日、さっそく使ってみた。

たまたまその患者さんが小柄な人で体重が 50kg に満たなかったので、添付文書に従って 1.5 ml/kg 静注することにしたのだが、ビンにメモリがないので不便に感じた。

縦型ポンプを使えば投与量の調整は簡単なのだろうが、手元にポンプがない場合はちょっと面倒だ。

この日はあらかじめ投与しない分をシリンジで抜き取っておき、残りを全量入れることにした。

ビンの下の方に微妙にメモリのようなものはあるのだが、半量を意味しないことは明らかで、何を意味するのかは不明である。

2014年2月9日日曜日

指導医講習会2日め

大雪が降った翌朝、日曜日にもかかわらず電車が大幅に遅れている中を大学に出かけ、指導医講習会の2日めに参加した。

今日はグループワークが3つもあり、参加者はきっとタスクフォースの自分よりも疲れただろうが、全てのプログラムを終えることができた。

最後に参加者が感想を一言ずつ述べたのだが、9年前に参加した時と全く異なったのは、全ての人が参加して良かったと感謝の言葉を述べていて、こういうことをやること自体に疑問の声を上げる人が一人もいなかったことだ。

以前とくらべて講習会のプログラムが格段に改善しているのかもしれないし、臨床研修医制度自体が浸透したということかもしれないし、ウチの大学の教育がうまくいっているということなのかもしれないのだが、昔の指導者層がすっかり牙を抜かれてしまっているような気がして、正直なところなんかさびいしいような気分が拭い去れなかった。

2014年2月8日土曜日

三連覇達成 --- 偉大な記録

大雪にもかかわらず大学で医局長選挙があり、H 先生が一昨年、昨年に引き続き、医局長に選出された・・・らしい。

「らしい」というのは、自分はそのころ大学の指導医講習会にタスクフォースとして参加しており、残念なことに歴史的瞬間に立ち会えなかったのだ。

昭和40年10月に開講以来、同じ人が医局長を三期続けて勤めるのは史上初めてのことである。
H 先生がわが麻酔科の「レジェンド」となるべく第一歩を記した日として、今日という日は今後長く記憶にとどめられるべきと考える。

参考までに本日の時点で、わが麻酔科の同一人物による生涯最多選出記録は N 准教授による4回で、2000年冬に達成された。
次回の医局長選挙は H 先生がこの記録に並ぶかどうかがかかるわけで、従来にない盛り上がりが期待される。

一方の指導医講習会だが、今日は大雪のために若干予定よりも短縮されて終了した。
その後、電車が止まってしまう前に、ダッシュで帰ったことは言うまでもない。

指導医講習会は規定の時間数をこなさなければならないらしく、今日短縮した分、
明日は延長される見込みだそうだ。

写真は指導医講習会で出された、大学名入りのまんじゅう。

2014年2月2日日曜日

教育関係の FD

毎年正月の土曜日に行なわれている FD が、今年は昨日行なわれた。

学生数が近いうちに増えること、教育の質が国際的に保証される必要があることなどから、大学だけでなく大学外の施設まで巻き込んで、学生の教育が相当大きな規模で行なわれる必要に迫られる可能性があるらしい。

そうなると現行のシステムを続けて行くのは難しいわけで、どうしても北米型の大学と病院の関係、つまり各病院に大学から任命された教授や准教授がいて、学生を各病院に配置した上で大学の名のもとに責任を持って教育を行なうような形に変わらざるを得ないのではないかと考えてしまう。