2014年3月25日火曜日

リフレッシュコースセミナー プログラム決定のお知らせ

7月12日(土)、13日(日)に開催される東京麻酔専門医会リフレッシュコースセミナー 2014 のプログラムが決定しました。

昨年までとは異なり今年は新宿で行なわれますので、間違えて新日本橋の方に行かないようにご注意下さい。(来年はまたさらに別の場所で行なわれる見通しです。)

今はやりの話題はもちろんのこと、教科書の膨大なページが割かれている内容をテーマにした講演もたくさんあります。

若い先生方の専門医試験対策だけでなく、ベテランの先生方の知識のリフレッシュに役立つはずですので、どうぞみなさんふるってご参加下さい。

2014年3月19日水曜日

ASA の抄録

ニューオリンズで行なわれる今秋の ASA で発表しよう(してもらおう)と思い、レジデントの T 先生と一緒に ASA のウェブサイトで抄録を登録してみた。
あっさり終わるかと思ったが、全部で2時間かかってしまった。

ちょっと面倒だと感じたのが共同演者を登録するところで、まずはウェブ上で共同演者をサーチしなければいけない点だ。
ヒットすればそれでよいいのだが、ヒットしなければあらためてフルネームを入力しなければならない。
どうやら ASA の会員、および以前に ASA で発表した人はヒットするようだった。

さらに所属が同じでも、一回ずつ所属を入力しないといけない点が面倒だ。
登録システムとしては、日本麻酔科学会の方が数段優れているように感じる。

2014年3月15日土曜日

大雪の被害

写真は今朝、駅前の公園で写したもの。
城壁のようなところに、まだ雪が残っているのがわかる。

今日行なわれた OSCE は本来は2月に行なわれるべきものだったのだが、大雪のためにやむをえず中止にしたということだった。

その時に東京から来た模擬患者さんたちは前泊していたのだが、大雪のために帰ることもできなくなり、結局4泊せざるをえなくなったのだそうだ。
この話だけでも、いかにすごい雪だったかがわかるというものだ。

帰りに乗ったタクシーの運転手が言うには、大雪の翌朝、タクシーが雪ですっかり埋まってしまって、盗まれたと思ったということだった。

今日はやや肌寒かったものの空は晴れわたり、富士山はもちろんのことアルプスの山々もよく見えて、気持ちのいい一日だった。

2014年3月14日金曜日

OSCE で遠征再び

OSCE の外部評価者として、某県の県庁所在地に泊りがけでやって来た。

その某県某大学医学部では先日の大雪で、OSCE が延期になってしまったとのこと。
それで仕切り直しすることになってしまい、ほんの数週間前に自分のところに打診があったというわけだ。

駅前の公園にはまだ雪が残っており、先日の大雪の被害が大変なものだったことがわかる。
東京はここのところ暖かく春めいてきているように感じるが、ここはまだ寒く、春はまだ遠いようだ。

2014年3月9日日曜日

経食道心エコー講習会 第2日

昨日と今日の講習の中で、多くの演者が大動脈弁輪の形状について触れていた。

現在では大動脈弁輪は正円ではなく、楕円であることが広く受け入れられているのだそうだ。

つまり、長軸像での弁輪計測値をもとに正円として流出路断面積を計算すると、過小評価することになるとのことだった。

また、文献を読む限りでは TAVI はすでに確立した治療法であるような印象があるのだが、実際には発展途上の技術らしい。

今日も昨日に続いて、とても勉強になった。

2014年3月8日土曜日

経食道心エコー講習会 第1日

たぶん2年ぶりだと思うのだが、経食道心エコー講習会に参加してきた。

今日の中で一番おもしろかったのは「スペックルトラッキング法による評価」で、早期心機能異常の指標である長軸方向の収縮の障害を捉えることができ、拡張能に異常がない段階での心機能の異常を見つけることができるのだそうだ。

まだ臨床で広く用いられる段階ではないようだが、拡張能の異常よりも直観的には理解しやすいように感じるので、現場には受け入れられやすいのではないかと思う。

それから ASE のガイドラインが改変され、基本20断層像がすでに過去のものになっていることも初めて知った。
不勉強を恥じる次第だが、これを知っただけでも今日行った甲斐があった。