カナダから帰国直前に投稿した論文が、2回の査読を経てようやくアクセプトにこぎつけた。
最初にアクセプトされそうな反応があった時は、指導医たちから盛り上がっている様子が目に浮かぶようなメールをもらったが、今回はエディターとやりとりを繰り返した後だけに「ようやくか・・・」といった感じの反応だった。
ASA での発表を終え、論文を仕上げた今強く感じることは、基本的に疫学研究は好き嫌いが分かれがちな領域だということだ。
新たな病態やリスク因子を発見する端緒になりうる一方で、疫学研究の本質を理解している人以外には侮られやすく軽んじられやすい・・・という言い方もできると思う。
査読者の反応も好き嫌いがくっきり分かれており、これが世間一般の意見を反映しているということなのだろう。
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