2012年8月1日水曜日

富士システムズの製品 --- Products from Fuji Systems

先日、ボストンで知り合った富士システムズから熱心な売り込みがあり、話を聞いてみることにした。

ウチは伝統的にダブルルーメンチューブはブロンコキャスだし、気管支ブロッカーは Arndt で、富士システムズとはほとんど縁がなかった。
最近、気管支内に挿管するロングチューブを入手したことを除けば、20年以上前に一度、ユニベントチューブを使ったくらいか・・・。

富士システムズの S さんはいろいろな製品をもってきてくれたが、実際に触ってみて気づいたのは、塩化ビニルのチューブとは違ってシリコンのダブルルーメンチューブはすごく軟らかいということだ。
声門や気管分岐部を通過する時の生体に与えるダメージは、軟らかい方がずっと小さいだろう。

しかしその一方で、シリコンのチューブがあまりにも肉厚で、内腔が小さいことも気になった。
両方とも手元に置いておいて、患者の状態や術式によって使い分けるのが理想的だろうが、在庫管理やコストの点でそれが許されるかどうかは微妙なところだろう。

また、TCB ユニブロッカーは操作性が良さそうで、ぜひ使ってみたいと思った。
米国では Arndt の気管支ブロッカーがコストが安い点で人気らしいが、日本では値段はそう変わらないとのこと。

Two sales representatives came to see me from Fuji systems and talked about their products related to thoracic anesthesia.

The TCB Uniblocker seemed much easier to me to operate than Arndt bronchial blocker and I like to try for it in the near future.

They told me that the price for Arndt BB is lower than Uniblocker in the United States but in Japan they are close.

0 件のコメント:

コメントを投稿