2012年5月26日土曜日

お好みの先生は?

バンクーバーで2年間プラプラしていたせいか、せっかく身についた B 型肝炎の抗体が陰性化してしまった。

それで久々に予防ワクチンを受けることになったのだが、なんとその1回目の日が学会期間中ということで、受けられないことになってしまった。

いろいろと問い合わせた結果、少なくとも1回目に関しては自分で医療機関を受診して済ませなければならないということになり、しかたなく近所のクリニックに予約を取り、注射を受けてきた。

駅のすぐそばにあるそのクリニックはリハビリもやっているためか、お年寄りがものすごく多かった。

受付で手続きをしていると次から次へと患者さんがやってくるのだが、そのたびに受付の事務員が「お好みの先生はいますか?」と尋ねているのが、教育機関に長いこと勤めている自分にとってはとても新鮮だった。

人気のない先生は、きっと淘汰されてしまうのだろう。
実際、そこのクリニックは医師だけでなく看護師も事務員もとても親切だった。
(あたかも老人に対するかのような過度な親切さが、自分にとってはある意味不満だったが・・・。)

注射のあと、副反応対策ということで、少なくとも 30 分間はクリニックにとどまっているようにいるように指示を受けた。

その際も口頭での指示ではなく、ちゃんと印刷された紙を渡され、それにボールペンで大きい字で「XX 時 XX 分まで」と書いてあったのには感心してしまった。
間違えたくても間違えられないようにできている・・・というわけだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿