2012年6月27日水曜日

マニュアル改編で歴史を振り返る

リスクマネージャーという役目のために、現在、二つのマニュアルの改編作業を同時並行で進めざるをえない状況に陥っている。

今日、仕上げたのは救命救急センターにおける、麻酔科関連のマニュアルだ。

センターができる前の救急部時代から使われていたものらしく、旧マニュアルの麻酔科のところに心肺蘇生手順が細かく記されている。

現在は救命医が常駐しているわけだから、これを見ながら誰かが蘇生を行なうということはないわけで、もはや無用の長物というわけだ。
・・・というわけで、バッサリ削除した。

さらに興味を引いたのは、ドクターコールの番号ともはや使われていない古い PHS 番号が載っていたこと。
確か、PHS が導入されたばかりのころは、ドクターコールと PHS の両方を持たなければいけなかったことを思い出した。

滑稽だったのは管理当直の場合で、管理当直用と麻酔科当直用と自分用の3人分のドクターコールと PHS を持たなければならなかったので、合計6つの通信手段をポケットに突っ込みながら当直業務をこなしていたというわけだ。

どれか一つが鳴り出すと、6つのうちから探し出さないといけなかったわけで、それだけで気持ちがあせったのを思い出す。

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