2013年5月1日水曜日

電カルシステム更新

電カルシステム更新のため、全麻症例は大幅に制限されるなど麻酔科的には超ヒマな状態が続いていた(実際、この期間に「雑用」が大いに進んだ!)が、いよいよ今日から本格的に新システムのもとでの麻酔業務が始まった。

変更点の一つとして、「とある病院」をはじめとして先進的な病院ではすでに行っているネームバンドによる患者認証システムが当院でも麻酔器にくくりつけられるようになったのだが、これによって患者誤認のリスクはさらに低減することが期待される。

実際、「とある病院」ではオペ室での輸血の認証もバーコードの読み取りで行っているのだが、これがあると輸血の誤りのリスクが低下するのは明らかで、麻酔科医としてはプレッシャーから解き放たれるような安心感が得られる。

とは言え、新しいシステムは使ってみないと本当の良さや改善点はわからないもの。
麻酔チャート上での薬物動態シミュレーションとか目新しい装備の数々を、いろいろとじっくり堪能してみようと思う。

 

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