今年もウチの大学病院では多くの新しい職員を迎え、先週は主にそういう人たちを対象に酸素療法の講義を行い、今日は実習をした。
全国のいたるところで酸素ボンベや呼吸回路に関する事故が起こっているのだが、その大部分は知識や経験がないことに基づくものなので、それを防ぐことを目的として毎年行っている。
たぶん今年で7回めで、留学期間を除く5回を自分が担当している。
というわけで、きっと去年も同じことを書いたと思うのだが、今年も若い看護師さんや ME さん、研修医たち(なぜか研修医には「さん」がつかない)に囲まれ、汗だくだくになりながらモデル肺やジャクソンリースと格闘した。
研修医の大部分は1年で大学を離れて次の病院へ移るわけだが、どこか遠くの病院へ行ったとしても、酸素ボンベを使う時はまずは「とにかく栓を開けろ」ってことを、このブログ上でもくりかえし強調しておきたい。
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